あと、なんぼ寝ると正月、と寝ながら数える正月は幾つ年を重ねても楽しく
心おどり、正月に履く防寒靴を街へ買いに行くべ、注連飾り、餅の材料のモチコメ
正月用のおせちの材料はなにがいいかとあれこれな日々の師走。
暮れの30日となると国道は街へゆく車がふだんより多く他県のナンバーが目立ち
街が近くなるにしたがって混雑し皆、買い物へと急ぐ。
雪はちらちらと降り始め正月は白一色の景色で正月らしく迎えられそうだ。
街は買い物客で混雑し日も落ち始めみんな大晦日の準備があるからあわただしく
家路へと急ぐ。
つまご屋の家なども兄や子供たちが孫を連れ久しぶりに家で新年を迎えるため帰ってくるから
賑やかな正月になりそうだ。こんな賑やかな正月は何年ぶりだろう、ジジとババ
の二人正月は、今までなにか寂しいかぎりの正月が続き
久しぶりの賑やかな正月が迎えられそうだ。
そうだ、昔、父がやっていた玄関に飾る松を切ってきて飾ろうなどと思う、今風の
太い、から竹やらなんやかんや飾りつけた物ではなく、ただ一本の松だけの
素朴なものであるがこれが正月の演出をかって出るからたいしたものだ。
狭い玄関に一本の松、たったそれだけでも正月気分がするから不思議なのだ。