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ふるさとの山に向かいていふことなし古里の山はありがたきかな



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つまご屋のさくらんぼ
佐藤錦、南部町便り
佐藤錦、安美錦、
さくらんぼ
青森県南部町はつまご屋の
田んぼからタニシを獲った
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支えられて人になる
(房総編3)
絆をつなぐ(房総完結編)
ふるさと南部町りんごのかまり
八戸湊朝市ぶらぶら武士
かえるの漂着、木枯らし吹く秋の終わりの旅人よ
男蝉、女蝉
えんぶり考
稲穂を拾う人
郵便配達人
母の靴下
蕎麦とネギと国道
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古里の秋祭り
剣吉かいわい
ざわめく心
芳川さん


青森県南部町の田んぼでたにしを獲った



 この瞬間つまご屋は子供に帰るのです。

 目は生き生きとしズボンのスソをまくり上げ長靴を

  脱ぎ田んぼの中へ入っていく、午後の日差しを浴びながら

 田の中はナマヌルク足はその感触を敏感

  に感じとっている。あの時の麦わら帽子をかぶり悪がき数人で

  田の中で泥んこになりながら遊んだ ことを思い出した。


 つまご屋の田んぼにはタニシが生息しているのです。

よく観察してみるとゲンゴロウ、ヤゴ、カエル

   などが見られる、農薬をできるだけ押さえた成果が今現れている。



 タニシを獲りながら思い出すのは母の言ったこと、

 母は戦争に父を送り出しその無事を祈り

  ながら元気にいるようにと慰問袋にタニシを入れて遥か遠い

 中国大陸の父の元へ送った

  とのこと、当時食べるものもなく、あるのは田んぼに行くとタニシが

 いっぱいこれを佃煮にしたそうです。

 遥か地へ行った父は送られたタニシを戦友に分け

 与えながらも生き延び帰ってきたということを

  父から聞いた、戦後生まれの私はタニシを食い命をもらった父の子

 でありタニシの子であるかもしれない。

青森県南部町長谷(はせ)ぼたん園




  130種、8000本もこの園に植えてあるそうです。

  これは驚きだ、種類が130種、このボタンを

  甘くみないでほしい。あ、すみません、誰も甘くみてませんよね。

  ぼたんボタンぼたんと

   棚からボタ餅が落ちてくるほどの見渡すかぎりのぼたん、

  今が見ごろです。



 


つまご屋com

指が曲がった職人