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支えられて人になる(房総編3)
支えられるだけの人、支え続ける人、支え合って人になることは
難しくなりまして、どっちか倒れると支え続ける人
と支えられるだけの人なります。
支える人が逝ってしまえば人の片方が無くなりノになりやがて野良のはて
男は黙って孤独に耐えてゆきます。
最近、家の人、10日間、留守しまして難儀しました。
お米は洗うんじゃなくて研ぐんだそうです。お米研ぐってかなり難しい。
刃物を砥石にあてがいシャー、シャー研ぐように、お米シャー、シャー
やったら口の中、血だらけになりそう。
お米はなんとか炊けまして餓死しなくてすみましたが洗濯イケマセン。
全自動洗濯機、やたらボタンが多くてどこ、どう押せば洗濯できるかワカリマセン。
全自動洗濯機やったらボタン一つだけポーンと押したら洗濯できるのが全自動洗濯機
ないやろか?
房総半島を巡る旅
房総半島を巡る旅は空が海と溶け込み太陽が海の中へ沈むとやがてバスは岬の
細い道を登り一番星が見え房総の潮音だけが心地よく聞こえ
誰ひとり騒ぐものなくバスは進む。
ばあさん、座席の下に落ちてるウーロン茶の空ペットボトル拾って。
何つかうん?オシッコや。じゃバス停めて外でしたらいがべ。
夜の夜中みんな寝てるの起こして担いでもらうの迷惑じゃ、それに
したらよか思うてな。。。。 そうやなあ。
じゃ、ばあさん、ささえてな、何をささえる、何をてチンチンじゃ。
ささえたで、違うそれは玉じゃ、あっこっちか、じゃ、いくで、じょぼじょぼじょぼ
おー、うまいもんや一滴もこぼさんと、あーすっきりした、ささえてくれて
感謝しとるで、ばあさんとの夜の共同作業は最高や。
アタシあんたからささえてもろたことあんまり思いだせんで。
なにぬかす、こうしてささえている。
あんたの乳、これ以上垂れんようささえておる。
なんぼなってもエロじじいやなあ。
良太いい会社に入って幸せもんや、みんなにささえてもろて
ワシらも房総半島の旅連れてもろて、なあ、ばあさん
ほな、ばあさん寝よか、寝た?ん?その長い棒はささえなくてもいいって
なんぼなってもエロばばあやな
コッケコッコー、朝だー、コッケコッコーと猿ノ助が鳴く
コッケコッコー、朝だー、コッケコッコーと猿ノ助が鳴くから
朝である、特別な意味ないがとにかく朝は急に昼なることない
焼酎が朝からまんべんなく浸る。
あの〜、ウーロン茶ほしい、割ってほしいウーロン茶で
オ、こんなところにウーロン茶落ちとる
あ、それ違います。じいさんのウーロン茶、色がちよっと濃く
なまんぬるう感じします。やめたほうがいい思います。
良太さんのばあちゃん、気遣うてもろてなんもなんも気にしないで
いや、だから、それじいちゃんのオシッコなります。
良太さんのじいちゃん、ばあちゃん面白い人たちやなあ。
危ない、危ない、もう少しでじいちゃんのオシッコ入りウーロン茶飲むとこやった。
バスの中はドット大笑い、バスも笑いフラフラしとる運転手さん笑いこらえ
クッ、クッ、してハンドル、カタ、カタ、する。
危ない、きい付けてなあ。運転手さん、うちの社員アホやろ、ほんま疲れマンネン。
社長さん、こんなに面白い人達で楽しませてもらう旅初めてです。
なんのなんのこのぐらいこれからもっともっとオモシロウなりまっせ。
運転手さんはこれからの旅のことを考えると社長の言うオモシロウことが
恐ろしゅうなり何事も無く南部町へたどり着くことを祈るばかりであった。
次回へつづく
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