|
南部地方の方言講座〔身体編)南部弁で頬のことを「ほっぺだ」と言います。
阿房宮(食用菊)
の里・南部町
不思議な謎にセマル、
目から
うろこの物語
食用菊は延命薬とも
いわれ抗酸化作用で細胞の老化を防ぐ
ポリフェノールが多いといわれる。
|
|
古里には、隠れた逸品といっていいほど優れた郷土食がある。
その地でしか味わえない食物、ほかの地へ移植しても上品さや独特
の甘み、香りや色彩がでないというのが南部地方に
昔から伝わる食用菊。
その歴史は、中国は秦の時代までさかのぼり、食用菊の名は
阿房宮、夢とロマンをかきたてる。
阿房宮は秦の始皇帝が建てた宮殿で富と権力により壮大な
面積と贅沢な建造物で
税の徴収から阿房宮の建設により国を疲弊させたことから、
阿呆宮といってみんなに嫌われた説があるが定かでない。
時の覇者はいつの世も未来へ自分の力を誇示する、
秦の始皇帝も例外でない。
医食同源四千年、同源開祖(農神)は民の食の貧窮さと
飢餓を憂い一日、七十種類を食べ
毒のあるものとないものを区別しそれを民に伝えた由、
良薬は苦味をもって成すとは中国の言霊,食用菊は延命薬とも
いわれ抗酸化作用で細胞の老化を防ぐ
ポリフェノールが多いといわれる。
菊は苦味がありとても口にできるものではないが阿房宮は
品種改良により今の風味に生まれ変わり
苦味がほの香に残っているのがうれしい。
菊の花はそれまで口にすることはなかったがかなりの美味であり、
秦の始皇帝の食膳にあがり
いたく感心し阿房宮と命名したのか、また逆に不老不死の薬膳を
求め日いずる国みちのく
南部地方の菊苗を臣下を派して所望したのか,壮大な中国四千年
に想いを馳せる。
|
|
|
|