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南部弁講座(身体編)南部弁ではふともも のことを「よった」と言います。
 


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100円メガネは地球を救う


  
100円メガネ


メガネ的愚考生活




  文学的美少女が通学列車に揺られオレンジ色のぶちのめがねをかけ恋愛小説だろうか、

小さな本を一時読み、ふと車窓を眺め物思いにふけ、そっとメガネをはずしカバンから

 真っ白な木綿のハンカチを出しメガネを優しく愛おしく拭く姿。

  また先輩の文学青年が太宰治やら谷崎潤一郎を熱く語り人間とは、なんて、ませた事を言って、

出町も読んで見ろと分厚い小説を渡された記憶がある。この先輩はどんなメガネを

  かけていただろうか?記憶がない。男のメガネはめがね的に 興味がないのだ。

  

今は昔、めがねをかけてる文学青年、文学少女に憧れている時期がありました


  

 メガネをかけると秀才に見えると思っておりましたが、コレ大きな

 間違い、普通に目が悪くてもめがねをかけてる人もいることを知ったのです。

 (当たり前田のおバカさん、おマエはアホか)

 昔は今、憧れていためがね、あの時、憧れたせいで今,メガネしてます。

  メガネはめがね的老眼鏡をかけなければ新聞も読めません。年とともに目も悪くなり近くの

物がぼんやりと見え始めてくる。

  2,3年前は新聞の距離を離すとなんとか見えていたが最近は

 めがね的老眼鏡が必需品で手、足と同じように体の一部分なのです。

 この体の一部分のようなめがね的老眼鏡をあちこち忘れて探し回るのです。

 パソコンのキーボードの上、車のダッシュボードの中だったり

 あるいは額に掛け忘れてしまい家人から、メガネはほら、

  ナズキさかかってら額にかかっている)と家人に言われ失笑をかう、またよく壊すのだった。

 今、100円でメガネ買えますからそんなにもったいなくはないのだ。

 100円メガネはメガネ的に見るともっと丁寧に大事に扱ってほしい と思っているに違いない。

 これが10万円のメガネだと絶対壊したり無くしたりしないのだ。

  と思う、まだ100円以上のメガネを買ったことがないからわからないのだ。

  
 そこで考え出されたのが100円めがね補強術、輪ゴムとつまようじがあればいい。

めがねの補強



 このように補強するとある程度壊れない。


ここまでして100円めがねにこだわらなくてもと思うが結構これが楽しい

つまようじと輪ゴムでめがねをしばってあるめがねを掛けてるのは、おそらく世界で

自分だけなのかもしれない、と思うのが愉快である。


 ところで大昔の人たち、たとえば平安時代に活躍した才女

 

紫式部、源氏物語の長編を書くにあたりお眼目のほうは大丈夫であったろうか



  広々とした宮殿の薄暗い中、ただひとつの灯火のしたで紫式部はつれづれなるまま

 に光源氏はどうのこうのと思案し書き連ねる姿。もはや眼はしょぼしょぼに

  かすみ、灯火は二重に見え頭はモウロウ、今は源氏物語の後編、一番大事な山場

    

夕霧の段に入る、また宮中では紫式部の才能に嫉妬や誹謗中傷が渦巻く



  そんな訳で式部は身も心もボロボロいと哀れなり。

  そんな中ある殿方が訪ねられ

 式部さん。そんなに根をつめなくとも休み休み仕事をしたらどうか、などと言う

  そして香の箱の中からメガネを取り出し、これはメガネという

 器具で目に掛けて使う、まずは試してごらんなさい。などと進める

 また、袋の中から紫の小さな果実を取り出しこの実を毎日20〜30粒食べなさい

  眼の疲れが取れるから、などと言う。式部、ものは試しとてメガネを耳にかける

 と世の中明るく、よく見えるなり。いたく感激し紫式部、これ欲しい幾らなの?

 いやーこれなんかダイソーで100円で売ってますよ、とこの謎の人物は

 言ったかどうかわからない。が、式部さんメガネ差し上げますよ、そのかわり

  源氏物語、最後まで仕上げてくださいね。と未来を予言したかのように いう。


          銀も金も玉も何せむにまされる宝子にしかめやも


  と山上憶良さんが詠んだが紫式部さんふうに詠むと


   銀も金も玉も何せむにまされる宝メガネにしかめやも

  
         と詠んだかどうかは解らない。



   




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