本文へジャンプふるさとの山に向かいていふことなし古里の山はありがたきかな
つまご屋のさくらんぼ
佐藤錦、南部町便り
佐藤錦、安美錦、
さくらんぼ
青森県南部町はつまご屋の田んぼからタニシを獲った
私がコレステロールを管理するわけ
古里の南部町と馬淵川と名久井岳そして達者村
わらで縄をなう
うまいまるごと普代海産祭り
師走る人々
めがね的愚考生活
南部町のえんぶり
阿房宮(食用菊)
の里・南部町
不思議な謎にセマル、目からうろこの物語
食べ物の記憶
湊朝市
あのなっす・さろん
ヤギのちっち
ジャガイモの味と夏休みカッパになる
西女
南部町のいいところ
芸術のことはよくわからない
えんぶりの神様
昔、むかしの豆しとぎ
ベゴ(牛)とだだ(父)とワ
(私
)と
想い石
味噌は手前味噌
佐々木ラジヲン
六月のヘリコプター
爆発するルネッサンスとお祭り
正月
正しい初夢の見方、白蛇の存在
さげじょの夜
十二支のオトシ子
旅はみちずれ、または股ずれ世は情け、踊る阿呆
旅の函館、かからん
ケツ(房総編2)
支えられて人になる
(房総編3)
絆をつなぐ(房総完結編)
ふるさと南部町りんごのかまり

八戸湊朝市ぶらぶら武士

かえるの漂着、木枯らし吹く秋の終わりの旅人よ
男蝉、女蝉
えんぶり考
盆にはぞうりがいい
稲穂を拾う人
郵便配達人
母の靴下
蕎麦とネギと国道
104号線
古里の秋祭り
剣吉かいわい
芳川さん

つまご屋com

指が曲がった職人






蕎麦とネギと国道104号線



  国道104号線の基点は八戸市下長交差点から始まり秋田県鹿角市まで距離は

160キロメートル続くそうである。

 はあ、そうですか。と独り、うなずく自分が寂しくまた、ひとりで蕎麦を煮て箸の代わりにネギ

 で蕎麦をすくい、ネギをかじる。福島県は大内宿の名物、ネギ蕎麦をまね、食べてみると

 これはいける。ネギはネギとしての存在感をはっきり出し口の中でネギの香りが蕎麦と

  マッチしネギは南部太ネギが蕎麦は岩手名物、土川そばがいい。

 しかし葱はあんまりかじりすぎると麺のほうが負け葱が優位に立ち口の中で暴れだす。

 そのときは汁をズズズーと吸い、この時、音を出してもいい緊急ノ場ワイの応急措置である。

 

 麺は太めだがあんまり煮すぎてはいけない。15分前後と書いてあるが10分で仕上げ冷水であげる。

 麺が残った時ラップに包んで夜の部に食べると程よい食感を味わえる。


 麺の弾力が歯ごたえが、あーーー幸せ。てんぷら蕎麦がいい。限定して言わしてもらうと

 牛蒡と人参のてんぷら、揚げたてはカリカリが汁と程よく混じり牛蒡はやはり土のかほりが

  繊維の中から感じられる。これはもう蕎麦文化の真骨頂の中心が


ここにいると独断と偏見で思うのである。


   

 幸せのかたちはあやふやで、ひとそれぞれ南部太ネギと土川そばがいいと言う人あれば、



 南の人は信州蕎麦に限ると言う人。あるいは出雲蕎麦。


    このあいだ僕は100パーセント アメリカ産の蕎麦と知らずに買って食べましたが

       土川そばよりおいしかったです。